2017年 01月 27日
しっくい工事 |
こんにちは。吉村宏美です。
今まで吉村(宏)です、と登場していたのですが、最近ブログを
見て頂いた方に、吉村ひろしさんと呼ばれてしまった・・・ので
きちんと名前を書くことにしました
さて、余談は置いといて。
少し前の話ですが、しっくいの工事をさせて頂きました。
しっくいの工事と言われても・・・ピンとこないかと思います。
この部分です!
この写真は隅棟部分で、白いものがしっくいです。
工事前に写したものなので、しっくいがボロボロで中の土が
えぐれてきています。
アップの写真がこれ⇩⇩⇩⇩⇩
この状態、実はとても危険なんです。
日本瓦の施工では、棟部分に土を積んで、瓦を伏せていくのが
主流です。棟と地の空いたところをしっくいを塗って、
雨水が入るのを防いでいるのですが、長い月日が経つと
しっくいが劣化し剥がれて、中の土が流れ出してきます。
それが、この写真の状態です。
このままでいくと土がなくなってしまい、雨水が屋根の下地へ
流れ込むので、雨漏りの原因になってしまいます。
そこでシックイの補修工事です!
古いしっくいをはがし、丁寧に取り除いていきます。
中でなくなってしまった土も隙間を埋めていくのですが、
最近の施工では土にもセメントを混ぜているので、土が出てくる
心配も軽減されます!
そしてしっくいを丁寧に塗っていきます。
またしっくいにもセメントが入っているので、劣化しにくい素材に
なっています。
出来上がり写真がこれです⇩⇩⇩
キレイになりました。ちなみに瓦の上に粉があるのは古いしっくいを
取った時に出た粉末なのですが、雨が降るときれいに流れていきます。
ので、心配ご無用♪
壁の部分です。
家を長持ちさせる為には、定期的に屋根の点検をしてくださいね。
ここで屋根屋からのお願いです。
写真をみると簡単に塗れそうに見えるのですが、しっくいを塗るには
高い技術力が必要です。
失敗すると、雨水が侵入してもっと大きな補修が必要になってしまう
こともありますので、必ず専門の熟練業者に頼んでくださいね。
◆DIYが流行っていますが、絶対に自分でしないでください!!
◆悪徳業者にご注意ください!
しなくていい補修をされた。工事したのに雨漏りする。などなど。
屋根は目につくところなので、特にそういった業者の話をよく聞きます。
屋根の修理した方がいいですよ、などの飛び込み営業で来た場合は、1社だけで
決めず、地域の屋根屋さんからもお見積り取ってくださいね。
ちなみに弊社は点検、見積もり無料ですので、お気軽にお問合せ下さいね。
株式会社カスコ
フリーダイヤル:0120-183-119
電話:088-625-2151
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by yanerance
| 2017-01-27 16:08
| お仕事(施工物件)